left-cornerright-corner

fade-leftfade-right549の法則教本(偶然と必然の間に在る馬券術)

競馬を楽しみたい!と、心から願っている方へ・・  ♪♪

December 07, 2024

全てに疑問を持つのだ。着順なんてレース前から決まっていると思え。

 スゴイですね。こんな事が堂々と言い切れるなんて。 実は、これ「正解!馬券的中のコツ」(高本公夫著、昭和60年5月10日発行)の12ページ冒頭に記されている一文です。

※高本公男氏:サイン競馬(サイン式馬券術)の創始者で、後に「タカモト式」と称され時代のエポックメイキングを果たしました。

 中央競馬会(JRA)はさぞや苛立っているのでは?? 老婆心ながら余計な心配をしてしまいます。 

 閑話休題(それはさておき)、これを見てあなたはどう思われましたか。実は、わたしは「我が意を得たり!」と膝を打ち、訳もなく興奮したことを思い出します。

その理由は・・・(次の章で詳しいお話を・・・)

JRA競馬は、毎週走り続けます。

 JRAは、毎週走り続けます・・・これって実は、JRAがホームページなどでイの一番に掲出している「経営の基本方針」です。 この短い一文に的中馬券への道標が在るのをご存知でしたか。

 企業の唯一最大の目的は利益を上げることです。 この点は特殊法人のJRAとて例外ではありません。 利益は経営資源(人・モノ・カネ)を使って生み出しますが、無手勝流では即刻倒産するのが目に見えています。

 航海には羅針盤が欠かせないように企業経営にもそれが必要です。 その羅針盤に当たるのが経営の基本方針です。

 経済関連の話は苦手という方でも馬券に直結する内容ですよ、と言えばチョット気になりませんか。 順を追って分り易くお話していきますので最後までお付き合い頂ければ嬉しい限りです。 では、始めましょう。

 日本は法治国家です。 賭博は刑法185条で罪と定められています。 そして競馬は明らかに賭博です。 なのにJRA及び地方公共団体に限っては合法的に開催できます。 何故?? 

 それは法律(競馬法)で「競馬ができる団体」に指定されているからです。 また同法律では日本中央競馬会(JRA)が行う競馬を「中央競馬」、地方公共団体が行う競馬を「地方競馬」と規定しています。 

 ここでは「中央競馬」のみを対象としていますが理解を深める為にも「地方競馬」と比較しつつ中央競馬(以後JRA競馬と言う)の正体、つまり的中馬券への手がかりに迫っていきます。

 

それぞれのタブ⇩⇩⇩⇩をクリックすると概要が出てきます。 

 地方競馬は地方財政の改善を図るために行う(競馬法)とありますが、平たく言えば赤字を補填するためです。(条文にはありませんが)戦後復興の資金不足に悩む地方自治体の救済策がそもそもの発端です。

 他方、JRA競馬は「馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与する」ために行う(日本中央競馬会法)とあり地方競馬のそれとは上と下、右と左、天と地ほどの違いが見て取れます。

 つまり、JRA競馬では馬の改良増殖の為に必要な資金を得る手段として馬券を売る。 地方競馬では馬券を売ることによって目先のおカネを稼ぐ。 目的と手段が真逆になっている点を押さえておきましょう。(これはいい悪いの問題ではなく「両者の成り立ち」の違いから生じるものなので仕方のないことなのです)

 1862年(文久2年)わが国初の洋式競馬が開催されて以来、競馬の目的は軍馬の育成でした。 1936年(昭和11年)日本中央競馬会が創立された当初も当然ながら軍馬の繁殖育成が主流でしたので長距離走、いわゆるステイヤー全盛でした。 

 時は一気に移り、社台グループの輸入したサンデーサイレンス号が種牡馬として大当たりしたのを機に競走(レース)の距離短縮が徐々に始まり、それに伴って改良増殖の方向がスピード重視の傾向に移ってきた点は競馬ファンなら周知のことと思います。 

 こと左様に、JRAも時代が要請する流れに沿うようマイナーチェンジを繰り返しています。 そして、それは番組編成に、ひいてはレース結果に影響してくるのです。

  競馬は血のスポーツ。 サラブレッド(Thoroughbred)という馬はいません。 正しくはThorough(完全な)とbred(育てられた)を組み合わせた造語で馬の品種名です。 世界中で活躍するサラブレッドの父系の血筋を辿ると三大始祖に行きつきます。(三大始祖へ遡ることができない馬はサラブレッドとは呼べません) 

 その昔、馬の生産は個人牧場単位で細々と行われてきました。 また、JRAが種牡馬を輸入し自らの育成牧場で改良増殖に取り組む一方で、今日ではその流れが社台グループをはじめとする大手の生産牧場に移ってきています。 

 今や生産牧場はサラブレッドの主要な繁殖現場、つまり原点です。 JRAによるトレセン内の馬房を縮小させる動きは生産牧場が「外厩化」する流れに竿さす結果となっています。

 一方、サラブレッドは経済動物という側面もございます。 現役時代の賞金を稼ぐことから始まり、引退後には種牡馬・繁殖牝馬として莫大なおカネを動かすのも生産牧場であることは今や常識です。 つまり、馬券作戦は単に馬の能力評価に留まらず馬主経済(牧場経済)からの視点も加味せねばならないということです。

 競馬を健全に発展させるために絶対欠かせない四本柱・・・それが安全、公正、娯楽性(エンターテイメント)そして公平です。 

◆安全・・・落馬事故などが多発すれば〇〇婦人団体などから「ケイバ、ハンタ~イ」などのシュプレヒコールが鳴り止まなくなります。 

◆公正・・・競馬は賭け事を伴います。 この一言が説明の全てです。 

◆娯楽性・・わくわく感いっぱいの楽しさと共に感動が伴わなければファンからソッポを向かれてしまいまからね。 ソッポを向かれないための方策、それはJRA競馬が範としている宝塚歌劇との比較で詳しくお話しします。

◆公平・・・四本柱の内、実はこれだけがおカネの絡む話なので別項目を設けてお話し致します。 

 「公平」以外の残り三つの四本柱については多言を要すまでもなく理解できると思います。公平については「公平性の担保①」と「公平性の担保②」で詳述致します。

 サラブレッドは馬主によって買い付けられ、調教師に預けられ、競馬で賞金を稼ぐ。 引退後も実績に応じて更なる稼ぎ場所が用意されています。 要するに、馬主の立場からサラブレッドを見るとおカネを稼いでくれる動物=経済動物という訳ですよね。

 味もそっけもない言い方を許していただくなら、サラブレッドは馬主の懐を肥やすために競馬をする訳です。 だったら、馬券作戦には馬主経済という視点が欠かせないのでは???

 競馬サークルの構成員の内、おカネを中心とした利害関係者には馬主、調教師(助手・厩務員)、騎手、生産者(牧場)が挙げられます。 そんな競馬サークル最大の特徴は親子何代にも亘る系譜が在る点です。

 つまり、それだけ縦の繋がりが強いということです。 表向きには競馬サークルは門戸を解放していますので誰でも加盟できます。 しかし現実には、競馬学校(騎手・厩務員養成学校)への入学や馬主に課された認定条件などのハードルは決して低くはありません。 正直、かなり難しいのが現実です。

 サークル内では調教師を「テキ」と呼んでいます。 それは多くの調教師たちが騎手からの転出組で占められていることに由来します。 騎手を音読みすると「キテ」です。 「キテ」が転出した先だから「テキ」という次第です。 同様に馬主の間でも若い世代への世襲が進んでいます。

 世間には「魚心あれば水心」と言って、お互いが自然と惹かれ合うことを表現した言いまわしがあります。 元々縦の繋がりが強い中で横のつながりも深まれば「持ちつ持たれつ」という意識が醸成されても不思議ではありません。 

 以和為貴・・ご存じ十七条憲法にある「和を以って貴しと為す」の原文です。 これは日本人なら知らない人はいません。 しかし、これが競馬サークルの秩序を保つためにJRAが定めた理念であることを知る人はほとんどいません。

 今まで見てきたように競馬サークルは人間関係が縦横斜めという幾重にも重なった組織体です。 このような組織体を束ねる最良のツールが実は「おカネ」なんです。

 和が乱れると争いが起きます。 争いは恨みを引き起こします。 恨みは組織をバラバラにする元凶です。 バラバラな組織では競馬の健全な発展は望むべくもありません。 だから競馬サークルには理念としての「和」が必要不可欠なのです。

 

 「和」の理念の下での競馬は「争うな」が基本です。 アレッ?競馬って勝ち負けだから争うのが当たり前じゃなかったっけ!

 そう、その通りです。 ですが、争えば最終的には競馬の健全な発展などお呼びじゃありません。 そこでJRAが考え出した知恵が「順番っこ」です。

 新馬から数えて4勝する(条件戦)まではこの「順番っこ」が適用されます。 具体的には「クラス分け」がその役目を担います。 競馬では勝ち馬(優勝)は1着1頭のみです。 その1着馬は次のクラス(新馬⇒1勝クラス、1勝クラス⇒2勝クラスなど)へ進級します。 

しかし2着以降の馬は再度同じクラスで競馬をします。 これを繰り返せば能力の高い馬から順次上のケラスへ進級していきます。 つまり、残された馬にもいずれ自分の番が回ってくるという仕組みです。

 順番っこを駆け上がって晴れて4勝した馬はオープン入りを果たします。 ここが各馬の第一目標です。 特に牝馬の場合には繁殖に回るか否かのボーダラインともなっています。

 さて、オープン戦から「順番っこ」は「交通整理」という知恵へスイッチされます。 交通信号での青は進め、赤は止まれをJRA競馬に当てはめた知恵者がいたのです。

 条件戦では能力の差がそのまま成績に反映されます。 だから、馬の能力を判断する目(相馬眼)がモノを言います。 オープン戦では馬の能力に加えて馬主経済の視点を加味しないと馬券につながりません。

 何故ならば「JRA競馬では馬が走るのではなく、馬主の意向を背負った馬が走る」からです。 オープン戦では強い馬・早い馬に加えて「ふさわしい馬」が勝つのだから。(この点についてはあとで詳述致します)

 JARIS(ジャリス)はJRAが誇るスーパーコンピューターです。 ジャリスには全登録馬の背景(血統や生産牧場など)はもとより心肺機能やインナーマッスルなどの生理的データ、競走能力データなどの馬に関する情報のみならず、その周辺の人間関係(馬主や調教師及び彼らの周りの人物など)に至る情報までも入力されています。

 通年の番組編成、開催競馬場ごとの番組編成、各週の番組編成及び各レースの出馬表編集に至るまでジャリスにインプットされた上記全データ(馬と周辺の人間模様)がベースとなっています。

 冒頭に申し上げた故高本公男氏の「着順なんてレース前から決まっていると思え」という一文はジャリスの何たるかを知るわたし達からすれば「さも有りなん」と合点する次第です。(この点についてもあとで詳述致します)

549の法則(偶然と必然の間に在る馬券術)

  何とも妙ちくりんなネーミングですよね。でも、名は体を表すの格言通り、偶然を装った中に意図的な必然が隠されているのです。一体、何処に何が隠されているのか。

何処に・・?は出馬表に、何が・・?は勝ち馬が、・・です。

早く答えを知りたいところでしょうが、モノには順番がありますので先に進む前に549の法則についてお話をさせて下さい。

 549の法則はサイン式馬券術に分類されるノウハウです。従って、タカモト式にルーツを持つ点では他社のそれらと同根です。

 549の法則とは前述した競馬マニュアル{正式名称:サークル・フォー・ナイン(頭文字を取ってCF9と呼んでいます)}の中で著者自らが名付けた愛称です。

 では、何故549なのか。それは1着候補馬を特定するために競馬の神様が定めた秘伝の数字だからです。 もうちょっと詳しく言いますと、1着候補馬がそのレースで「(勝ち馬として)ふさわしい馬かどうか」を判断するための指標となる数字です。

具体的に言いましょう。例えば、一番人気に押された馬が人気通り1番でゴール板を駆け抜けるかどうかを、あるいは、下馬評にも上がらない人気薄馬が馬券に絡むかどうかをレース前に予測できる数字です。更に言うならば、あなたが選んだ馬が馬券に成る馬か、又は今回はサポートする側に回っている馬かどうかをもレース前に教えてくれる数字です。

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タカモト式の中身 +

 世にサイン式馬券術に分類される数多(あまた)の内、その源がタカモト式であることに異を唱える者はいません。

タカモト式は1980年代半ばに産声を上げ、主に若者や女性層を中心にファンを広げていきました。理由は簡単です。従来型のやれ血統がどうの、やれ調教がこうのなどという小難しい理屈は一切関係なく勝ち馬を当ててしまうからです。

百の能書きより一つの事実。

  1. 「星----スター馬名馬が出走するレースは、一に7枠、二に「7」という数字に注意しなさい。」出展元【最短!的中馬券への道、133ページ:1987年(昭和62年)初版】
  2. サラブレッド公式:牡馬の場合-----休み明け1戦目〇、2戦目✖、3戦目〇(牝馬の場合は逆)出展元【正解!馬券的中のコツ、136ページ:1985年(昭和60年)初版】
  3. ゾロ目の呼吸:(この部分は長いので要約します)同じ音(オン)が並ぶ馬名馬、例えばミミオブシャーク、オオトネチーフ、ニューファンファンなどが出走していて、且つ、開催当日が3月22日とかタイトルレースが33回とか44回にあたる日にはゾロ目が狙える。出展元【先手必勝の馬券大作戦、272ページ:1985年(昭和60年)初版】

紙幅の都合でたった三つの事例しかご紹介できませんが、それでも今までのやり方とは180度違う事、同時に小難しい競馬理論ではなく全く新しい視点(誤解を覚悟で有体に言うと「何とも頂けない視点」)からの馬券術であることはご納得いただけたんじゃないでしょうか。

出馬表を見ただけで分かる要る馬、要らない馬。 +

 馬券に絡む馬は3頭のみ! しかも、いずれも出馬表に載っている馬ばかり。 この当たり前過ぎる点に無頓着な人のなんと多い事か。 馬の能力評価ばかりに気が行ってしまうからこうなるんです。 そこで、出馬表には1着、2着&3着馬が必ずいるので人気馬と逃げ馬に絞って過去数千レースを分析しました。 その結果を「法則」としてまとめたのが下記です。 

◆逃げ馬の配列で展開(結果)が読めるレース 

  1. 逃げ馬が●●●●又は●●●●に1頭のみ配列された時、その馬は馬券になる可能性が高い。
  2. 逃げ馬が2~3頭●●●●配置されている時、その逃げ馬の中から馬券になる馬が出る可能性が高い。
  3. 上記1または2のどちらかの条件を満たしたレースに於いて、更に①脚質が●●●●で、②オッズが●●●●、又は、③人気(順位)が●●●●の時、更にその馬が混合戦で唯一の牝馬だった場合には「黙って買い!!」
  4. 逃げ馬が●●と●●と●●に配列された時、前崩れとなり差し追い込み馬が馬券になる。
  5. 逃げ馬が●●と●●のみに配列された場合も前崩れとなり差し追い込み馬が馬券になる。

◆人気馬の配列で展開(結果)が読めるレース。

  1. 人気馬が●●で●●に配列された時、その人気馬は共倒れする。
  2. 人気馬が●●●●に配列された時、人気通りの決着となる。但し、人気順位と着順に相関関係はない。

◆おまけ

  1. 〇枠と△枠に●●と●●がそれぞれ配列されたレースは荒れる。
  2. ●●●で逃げてそのまま1着した馬は次走でも連覇の可能性が大きい。
ここでは「偶然と必然の間に在る馬券術」が「549の法則」として開花した背景を延べています。
  • 馬の健全な発展を図るには、

     競馬の健全な発展のためになすべき大前提は競馬を毎週開催し続ける事です。 そのためには競馬を安定して運営しなければなりません。 因みに、JRA令和4年度事業計画には、事業運営安定化のために
     ①競馬(レース)を着実に実施する。
     ②顧客(競馬ファン)の総数を拡大する。
    と明記されています。
    その計画を踏まえて、
     ①競馬(レース)は年間288日間開催(令和4年度)します。
     ②競馬ファン総数の拡大は新規顧客層の掘り起こしとファン化(定着)が求められ、
      そのためには「新しい競馬の楽しみ方」を提供する
    という指針が示されています。

  • しい競馬の楽しみ方を提供します。

     JRAが一方的に「新しい競馬の楽しみ方」を提供しますと言ったところで「ハイ、そうですか」と素直に乗ってくる人がどれほどいるでしょうか? 昔ながらのコアな競馬ファンからは「明後日、出直してこいや」と一蹴されるのがオチ。
     「新しい競馬の楽しみ方」を素直に受け入れてくれるのは今までケイバのケの字とも縁のなかった層です。 そうです。 それが若者(特に女性)層であり、ファミリー層と言われる人たちです。
     JRAから彼(女)らに「どのような楽しみ方」が提供されるのか、も興味津々ですよね。 この点についてはあとで深堀しますので・・・。

  • 民的レジャーを提供します、と言っていますが・・・。

     昔むかし、公営ギャンブル(競馬・競輪・競艇・オートレース)のイメージは「暗い・汚い・怖い(3K)」が相場でした。 その点JRAも例外ではありませんでした。
     JRAが競馬をいつ頃から国民的レジャーに押し上げ始めたのか知りませんが、その萌芽は1980年代半ばに見ることができます。 当時のJRAは年金生活者をいかに取り込むかを真面目に考えていたほど青息吐息の状態でした。
     そんな折、起死回生の策としてB作戦(諸般の事情で正式名称ではなくて頭文字でお許し下さい)が立案され、そのポリシーは今日に引き継がれています。(この点も前項同様、あとで深堀します)

  • は細部に宿る。

     競馬が賭け事を伴う以上、公正性の確保は言うまでもありません。 また、国民的レジャーを標榜するならば安全性も担保されなければなりません。(落馬事故などが多発したら「ケイバ、ハンターイ」のシュプレヒコールが沸き起こりますから)
     その際、大事な点は公正と安全を同時に満足させること。 どちらか一方ではダメなんです。 両方を同時に満足するためのJRAの答えが「争うな」です。
     競馬は競走(レース)なので争うのが基本です。 しかし、争えば恨みが生まれ、恨みは競馬サークルの秩序を乱してしまいます。 恨みっこなしで安全且つ公正な競馬ができなければ、国民的レジャーなんて言ってられませんからね。
     その点はサスガのJRA。 毎週の結果を見れば、細かいところまで配慮した制度設計(特におカネの面)が奏功していることは確かでしょう。

  • うな・・は、クラス分けすることで上手くいった。

     競走(レース)なのに「争うな」という矛盾は「順番待ちステージ」と「競い合いステージ」に分けたことで解決されました。 これがクラス分けという知恵です。
     競走馬は新馬戦(又は未勝利戦)で勝ち上がり、1勝クラス・2勝クラスと進み3勝クラス(旧呼称の準オープン)を勝ち上がると晴れてオープン入り。 3勝クラスまでの競馬(レース)では勝ち馬(1着馬)は「否応なく」上のクラスへ「行かされ」ます。
     つまり、「順番待ちステージ」では強い馬が順番にいなくなるので「次はウチの馬の番」が巡って来るという仕組みです。
    (注)JRA競馬には降級制度と呼ばれる救済制度がありましたが、令和元年に本制度は廃止されました。 降級制度の裏では数億円という賞金を稼ぎ出している馬(馬主)も過去に実在していました。

  • い合うステージ(オープン)ではおカネの力がモノを言う。

     競い合うステージでは馬(サラブレッド)の出自に関わること以外は順番待ちのステージと基本一緒です。
     JRAに登録される馬(サラブレッド)は年間7~8千頭余りです。 良血馬は億単位の値段で取引されますが残りの大半は数十万から高くて数千万止まりです。 サラブレッドの出自はおカネで評価されます。 競馬は「血のスポーツ」と言われる一方で競走馬は経済動物と言われる所以です。
     経済動物の本分は評価されたおカネ(馬主から見た時の購入価格)より多くのおカネを稼ぎ出すことです。 1着から5着までの入線馬に対して「着賞金」が付与されることは誰でも知っていますが、8着までの入線馬への特別手当だったり極めつけは出走するだけでもらえる出走手当もある、これがJRA競馬です。 しかもそれら手当という名の手厚いおカネは生産者を含む競馬サークル全員に行き渡るようになっているのです。
     だ・か・ら、(制度設計がしっかりしている)JRA競馬では遮二無二リスクを取りに行く必要がないのです。
     つ・ま・り、少ないリスクでより公平なリターンを分配する仕組み、これこそが競馬を国民的レジャーとして定着させるために欠かせない仕組みなのです。(だって、どこからも文句の出ようがないでしょ)

  • 塚歌劇団のステージは第一級の国民的レジャーです。

     宝塚歌劇団の公演ではきらびやかな衣装をまとった主役が、その他大勢の脇役の乱舞する中を分け入り、ど真ん中で見栄を切ってフィナーレを迎える。 観客はアンコールの嵐。 とどのつまり、感動は主役ではなくて脇役によって演出されてゆくものなのですよ。これこそ宝塚歌劇が編み出した「スターシステム」という演出法なのです。
     競馬も同じ演出法でレースを組み立てています。
     競馬でいう主役とは掲示板を競う馬たち、脇役とはその馬たちをサポートする馬たちのことです。 この組み合わせ(交通整理という)があって初めて成り立つのがエンターテイメントであり競馬が国民的レジャーとして定着するための必須要素の一つなのです。

  • 役は自分のステージで輝き、本領を発揮する。

     一握りの良血馬を除けば、その大半はオープン入りすることが必達目標となります。 因みに、繁殖入りできる牝馬はオープン入りが条件ですから。
     競走馬(脇役?)には分相応の稼ぎを目指すステージが用意されています。 ドライに言ってしまえば出自(特に売買価格)に応じたリターンが見込めるステージと言う事です。
     このステージでは競い合うことが求められますが、その一方で「争うな」という原則も生きています。 この二項対立を解決するのが「交通整理」という知恵です。

  • 通整理とは・・・

     青は進め、赤は止まれ。 これは交通ルールの基本です。 交通安全は交通ルールを守ることから始まるように、競い合うステージには「交通整理」というルールがあります。
     交通整理とは主役と脇役とその他大勢を振り分けるルール。 概要は次の通りです。
    1)レースは脇役(例えば逃げ馬)によって作られる。
    2)主役は脇役のサポートによって我先にゴール板を駆け抜ける。
    3)JRA競馬は連続ドラマ。 脇役には次のレースで主役(又は準主役)の番が回ってくる。
     実は、この交通整理という知恵こそが競馬を(宝塚の舞台のような)エンターテイメントたら占める要素でもあり、549の法則に直結する内容なんです。 詳しいことは別項目でお話いたします。

  • ARIS(ジャリス)というスーパーコンピューター

     JRAでは通称ジャリス(JARIS)と呼ばれるコンピューターシステムを保有しています。
     これには全登録馬の生理的データ(心肺能力とか)、運動能力(筋肉量・質など)のあらゆるデータが日々蓄積され続けています。 これら蓄積されたデータは各馬の競走能力(血液の成分分析など)や体調管理(JRA専属獣医師)などに生かされ馬の身体能力の把握に威力を発揮しています。
     また、馬以外にも人間、例えば、騎手・調教師は言うに及ばず馬主や彼(女)らの周辺人物の情報までもが取り込まれていることからもジャリスの凄さを垣間見ることができます。
     ところで出馬表は、否、もっと直截的に言うと枠順はジャリスを使って編集しているのは周知の事実です。
     コンピューターはどんなに入り組んだ人間の意図であっても、入力済みのデータを組み合わせてその意図の答えを忠実に出してくれます。 これだけ知れば何を言いたいのか、・・はご賢察の通りです。

549の法則、その正体とは・・・

 お話の内容が入り乱れてきましたので、このあたりで時間の流れに沿って中間整理しておきます。 ただ、理解を妨げない限りにおいて時間をワープする場合があろうかと思いますがご容赦下さいませ。

それぞれのタブ⇩⇩⇩⇩をクリックすると概要が出てきます。 

 549の法則とは交通整理という知恵を目に見える形にした時、主役・脇役及びその他大勢の馬たちの出馬表での相互の位置関係から名づけられました。 名付け親はわが師です。 この際ですからもう少し掘り下げてお話ししておきましょう。

 交通整理の中身を具体的に言いますと、実は1着候補馬に割り当てられた数字、それが5・4・9という訳です。 ということは2着、3着にもそれぞれ個別に割り当てられた数字があります。 つまり、5・5・10が2着候補馬、6・6・8が3着候補馬のそれです。

※ここで最大限強調し且つ絶対に忘れたほしくないこと、それがこの数字はわたし達CF9が勝手に決めたのではなく、JRAによってあらかじめ決められていたという事実です。正確jに言うと、3着候補馬の6・6・8だけはCF9総帥(わが師)がしびれを切らして決めたものをJRAが踏襲した、これが真実です。

 では引き続き、549での実り多い航海をお楽しみください。

 1980年代、当時メイン顧客層であったオジサン族の高齢化と共に購買力に陰りが見え始めました。 JRAは起死回生策としてB作戦(前述の通り頭文字でお許しを)を立案し、その結果、次の3つが基本戦略としてまとめられました。 概要は次の通りです。

  1. 新規顧客層のターゲットをオジサン族から若者・女性層・ファミリー層へと切り替える。 同時に施設と設備を更新する。
  2. コンピューターシステムを導入する。
  3. 情報の発信はパラダイムシフト(チェンジ)で臨む。(役人志向のJRAにとってこの決断は清水の舞台どころではなかったことでしょう)

◆作戦1:若者・女性層・ファミリー層の獲得は主にマスメディアへのきめ細かい露出が基本戦略です。 また、競馬場やウインズなどの施設から3K(暗い・汚い・怖い)を排除し、大型のターフビジョンの設置などファンサービスに腐心するようになりました。

※実例:故大川慶次郎氏は福島競馬の開催中、地元テレビのお昼の番組に出演し「本日の〇〇レースは〇〇番の馬が勝ちます」と宣告し、結果はその通りとなる。お昼の番組の視聴者(奥様族)に直接訴えるとは手が込んでいますね。

◆作戦2:コンピューターシステムについては出版物が沢山出ていますのでここでは触れません。 ある書物によると、ペンタゴンに出入りしている某軍需企業が深くかかわっているそうな。

◆作戦3:情報発信のパラダイムシフト・・・実は、これがB作戦の成否を問う一番大事なポイントなのです。 結論から言うと、外部の人材と二人三脚で情報を発信するという離れ業です。

 先ほど故大川慶次郎氏の実例を挙げましたので、ここでは故高本公男氏のそれを紹介しておきます。 氏は釧路新聞(氏の生まれ故郷が釧路)で毎週末のレース結果を予測したコラムを連載していました。 本土(主に関西方面)の方々が釧路新聞を定期購読していたのは本当の話です。

 ところで、「果たしてそんなに易々と当たるものなのか」と不思議に思いませんか。 そうです、そこが二人三脚の肝なんです。 二人三脚で決定的に重要な要素は「相性」です。 

 情報は競馬の命です。 

 情報の王道と言えば血統、オッズ、調教、持ち時計、〇〇指標、展開の読み方などです。 ただ、これらには致命的な欠陥があります。 それは情報を受取る側、つまりファンの側にも情報発信者と同程度の知識が要求される点です。

 B作戦の忘れてならない肝、それがターゲットは若者・女性層とファミリー層だという点です。 そう! 新規の顧客層を開拓するには王道である従来型に属する情報(血統とかオッズの乖離とか〇〇指数とか・・)では甚だ不適切なのです。

 簡単・お手軽、これが若者や主婦層に訴えるキーワードです。

 カトリーヌリカ(高本氏の持ち馬)のように最初と最後の文字に同じ馬名馬がいたらその隣枠を狙え(カサブランカ作戦という)とかレース当日が仏滅ならば「ニンベン(仏はニンベン)」を持つ騎手・調教師を狙えなど、これらはタカモト式の代表例です。

 超が付くほど簡単でしょ。 スゥ~と頭に入ってお手軽でしょ。 つまり、タカモト式がサイン式馬券術だったことが幸いして、受け取る側に特段の知識を要求しません。 これほど相性のいい組み合わせが他に有ったら教えてください。 

 ただ、問題はその通りの結果となるかどうかです。 正直、その通りの結果になる確率は高くないはずですよ、ある条件が満たされた時を除いては。

 はい、そこが二人三脚の肝であり機微な内容を含んでいますのであとはあなたの想像力に委ねます。

※要は「持ちつ持たれつ」「お互い様」というJRA競馬の基本概念を広報戦略にも適用した、ただそれだけのことです。 しかし、役人志向が極めて強い組織内では天地がひっくり返るほどの戦略転換(パラダイムシフト)ですから想像を絶する抵抗があったことを容易に想像できるのはわたし達だけではないはずです。

 JRAを直接管轄するお役所は農林水産省です。 農水省が管轄する業種の中でも農業は別格であり中心です。

 子は親をまねて育つの伝に則り、JRAは農家システムを交通整理の柱に据えました。 何事もゼロから1を生み出すことほど難しいことはありませんが、1に̟+αを加えてオリジナルを創り出すことは容易にできます。

 農家の集落、つまり農村では田畑の近くに広い土地を構えて住居としていました。 家父長制は農家が農業を営むだけではなく、農地を子々孫々にまで伝えてゆくことを担保する素晴らしい制度です。 

 その実態は長男が母屋を継ぎ、次男・3男は同一敷地内に新屋を建てます。 兄弟が共同で農作業に励み、分に応じた分け前に与るというシステムです。 これをお手本としたのが交通整理なのです。

 農業が国家維持(国家として存続するための安全と生命を保障する)の基本であることに異議を挟む方はいないはずです。

 JRAが自らの存続をかけて「心柱」を打ち立てるとき、親分(農水省)が採用しているシステムに習うのは自然の成り行きです。 また(江戸時代まで遡れば十分かと思いますが)歴史の洗礼を受けて生き残っているシステムでもあるんです。

 数霊(かずだま)の考え方では9が一番大きい数字と同時に神聖な数字でもあります。 整備された後の競馬でフルゲート18頭がマックス(※)なのも、天皇賞(春)が3200mなのも、馬名が最大で9文字なのもすべて数霊の考え方がベースになっています。

(※)若い年代の方には信じられないでしょうが、発馬機が導入される前はワイヤーを張りそれを一気に引き上げてヨーイドン! これをワイヤースタートと言い、多い時には二十数頭もの馬が一度に競走していましたよ。 しかもボートレース(競艇)宜しく、スタートのタイミングを推し測って後方から助走をつけてきてもOKでした。

 交通整理も9を中心にデザインされています。 9は長男の、10は次男の、そして8は3男の実家をそれぞれ意味しています。

 何度も言いますが、これは549の法則が決めたのではなく、交通整理をデザインする際にJRAの知恵者が頼った昔ながらの知恵なのですから。

 前々項でも言いましたが、既存システムに+αを加えればオリジナルシステムが容易に作れます。 範となったシステム(農家システム)に永年の試練に耐え残ってきた実績があればオリジナル(交通整理)もその実績を当然受け継ぎます。

 中間整理のまとめにあたって誤解を恐れず申し上げます。 JRA競馬は天皇家の競馬です。 

 論拠についてここでは取り上げませんが、以下に申し述べる視点は事実(史実)に基づいたものですので付記しておきます。 あとはあなたの想像力で・・・。 

 JRAが発行する正史(競馬小史)のイの一番に、大宝元年(701年)競馬が朝廷の儀式として、端午の節句に行われた。 とあり、寛治7年(1093年)京都賀茂神社で祭典競馬を催す。 という記述が続きます。 つまり、JRA競馬のルーツは朝廷(天皇家)の儀式に在る、これがJRAの公式見解です。 先に、地方競馬とJRA競馬には「成り立ちの違い」があると強調した点こそまさにこの一事なのです。

 Thoroughbred(サラブレッド)という馬はいません。 サラブレッドとは徹底的に選び抜かれた血(血統)という意味です。 だから、サラブレッドと呼ばれる馬たちは例外なく由緒正しき血統の馬たちで、先祖をたどれば3頭の父馬につながる夫系図があります。 JRAがこれらの事実を万世一系の天皇家と重ね合わせたとして、どこが不思議でしょうか。

 こと左様にJRAは歴史を重んじます。 これには連綿とつなぎ続けるという強い意志を感じます。 これが馬券作戦に影響する様はCF9理論が詳しく述べています。

お待たせしました。549の法則で各入線候補馬を特定する手順です。

 (5・4・9)、(5・5・10)、(6・6・8)これらの数字の意味はもうお分かりですよね。 でもこれだけでは何のことやらさっぱり分かりません。 ここでは549の法則を使う時の具体的手順についてお話いたします。

  • 1

    右と左を確認する。(所要時間、2秒!)

    JRAには全国に10の競馬場があります。
    その内東京、中京及び新潟(元々は右回りだったのが改修工事を機に左回りのコース形態となった)の三つの競馬場は左回りのコース形態です。その他の札幌、函館、福島、中山、京都、阪神及び小倉の七つは右回りのコース形態です。
     これによって、549の法則も右と左を区別することから始めます。

  • 2

    出馬表からNothing By Chance(偶然ではではないが必然かは分からない)を探す。(所要時間、2~3分)

    ここが最も大事で注意深くやらなければならない作業です。
    その最大のポイントは僚馬・僚友(いわゆる脇役のことです)を見つけることです。但し、この作業は後からでも修正が利きますので神経質にならなくてもOK。
     最終工程で再チェックするときだけ注意が必要です。それは先入観にとらわれるな!です。

  • 3

    1着候補馬を特定する。(所要時間、2分)

    1着候補馬を特定する作業自体はとても簡単です。
    それには「9」という数字がキーポイントとなります。9は1着候補馬の実家に当たります。 なので、9の位置に配列された僚馬・僚友が実家としてふさわしいかどうかを見極めます。 その後、5と4の位置に配列された僚馬・僚友に対しても同様の作業を行います。 見極め方は教本に明記してあります。

  • 4

    2着候補馬を特定する。(所要時間、2分)

    2着候補馬の実家に当たる数字は「10」でしたね。 次は5と5の位置に配列された僚馬・僚友に対して1着候補馬の時と同じ作業を行います。

  • 5

    3着候補馬を特定する。(所要時間、2分)

    3着候補馬の特定に使う数字は「8」でした。
    後は、6と6に配列された僚馬・僚友に対して1着候補馬及び2着候補馬の場合と同じ作業を繰り返します。

  • 6

    買い目を決める最終工程。(所要時間、平均10分)

    この段階まで来た時、初めてオッズ(その数字ではなくて人気順位の事)やその他のデータに着目します。 この作業は罠(おとり、騙し、ガセなどとも言う)を見破る作業です。
     2007年夏、わが師は交通整理の中身が549の配列に置き換えられることを突き止めました。 ですが、今日に至るまでJRAはその中身を変えていません。 今更変えても現場が混乱するばかりですから。 その代わり、僚馬・僚友の意味合いにその時々の変化を施します。 しかし、JRAはどこまでも公平です。 主にホームページを通じて必要な情報を発信してくれますので安心して下さい。 要は、それに気づくかどうかだけです。

実例を挙げておきますので参考にして下さい。

2022年3月20日 阪神大賞典

画像をクリックすると説明動画をご視聴頂けます。

画像をクリックすると説明動画をご視聴頂けます。

体験者の声を聴いて下さい。

生の声をお届けしたいので、可能な限り原文のままで掲出します。但し、分り辛いところにはカッコをつけて補足しました。掲載している内容はあくまでも個人の感想です。

ポジティブ

  • 特別レースなどはまさに実感出来ます。初めてでもCF9を読むことにより直ぐにでも選別ができるようになります。
  • 549の法則はいまの自分の競馬の根幹になっています。重賞レースはまさに549の法則を感じることができます。
  • この法則を知りJRAはただ単にレースを行っているのではないと知る事ができとても勉強になりました!
  • 法則を知る前は闇雲に馬券を購入していましたが、法則を知る事で根拠を持って馬券を購入できるようになったと思います。
  • 重賞レースは分り易いですが、取っ掛かりを見つけさえすればもっと分り易く楽しい競馬になります。
  • 視野が広がり競馬そのものがさらに楽しくなっています^_^

ネガティブ

  • 経験していく中で間違いなく549の法則は、JRAの意図を解析していることを実感します、しかし難しいというか、ある程度の修練と経験は必要です。平場戦のレースに関係しては特にそうです。
  • わかりにくい。
  • あてはまる馬がいくつもでる。
  • 全然簡単で当たる方法のサブにしたいがめんどくさい。
  • 特別レースでのJRAの説明文から関連する要素を見つけるのが難しいです。
  • 法則を使いこなせている感じがありません。更に使いこなすにはどうすれば良いですか?

総合的な感想(評価)

  • 偶然から、いや必然から簡単で当たる方法に行き着いた。
  • いまだによく分かりません。過去に三連単偶然に?当たったの1、2回ですかね。辛口の感想で失礼します。
  • 思う様に法則を使いこなせていない為、更に向上したい。
  • 数霊が加わりました、Fさん(数霊理論の研究者)の真骨頂ですが自分には全く基礎知識がなく 理論に載ったのは大変興味深いと、教えて貰っとけば良かったと思っています。
  • 全てのレースを見抜くことなど不可能ですが、それだけに的確にみることができるこの理論は貴重のものと思っています。しかし楽に見つけることができる レースにばかりすると(感性の)鈍りを感じます。
  • 今回の教本をみて忘れていたこと、新なことしっかり納めたいと思います。(既存会員様にはバージョンアップ時の無料サービスとして549の法則教本をプレゼントしています)

====掲載している内容はあくまでも個人の感想です。====

もし、今回、他の競馬マニュアルを手にしていたら・・・

  • それは簡単でお手軽なやり方だったでしょうか。
  • ちゃんとした理論の裏付けがあったでしょうか。
  • あなたの疑問・質問が解決されるためのフォローは十分だったでしょうか。

的中すれど儲からず。 そんな悩みの解決策は・・・

 たとえ549の法則と言えども百発百中という訳には参りません。 超簡単且つお手軽なやり方で、例えば連対馬を見分けることなどは正直容易ですが、だからと言っていつも儲かるとは限りません。

 一般論として、残念ながらギャンブルでは儲けられません。 夢を砕き、気分を悪くさせてしまったのならごめんなさい。 ですが「競馬を止める気などサラサラないぞ。何とかならんのか?」・・・とお悩みのあなた。 

 的中しても儲からなければ儲かるような的中を目指せばいいだけです。 どうすれば?? その答えはこの先に・・・。

  • 控除率の壁を乗り越える

    3/4(四分の三)に縮んだ土俵での椅子取りゲーム、それが馬券。

    JRA競馬の控除率は馬券種によっても差がありますが、平均すると約25%です。 これを控除率と言います。 最も低いとされるルーレットのそれが約5%なのと比べるとバカ高いですよね。 控除率が低いゲーム程長い時間遊ぶことができます。 ですが長い時間遊べば遊ぶほど控除率の罠(0%より大きければどんなプレイでも長期的に勝つことは困難)にはまり、結局負け戦で終わります。
     控除率の罠から逃れる作戦はたった一つ、それが勝ち逃げ戦法です。 第1レースで大穴を仕留めた!その日、あなたが馬券を買わないことを徹底できればJRAを出し抜けます。これは多くの馬券師が認め、且つ実践している究極のノウハウです。

  • ランチェスター戦略・第一法則(弱者の戦略)

    JRA競馬では、投資金額×馬券術(能力)=配当金

    馬券は買った瞬間から不利な戦況、つまりマイナス25%からのスタートになります。 あなたが毎回ンッ百万単位で馬券を買える立場ならいざ知らず、(多くの人がそうであるように)数千円から十数万円が限度なら馬券作戦は弱者の戦略で臨むべきです。
     表題の法則に当てはめれば、少ない投資金でより多くの配当金を得るためにはより優秀で高い効率を持つ武器=馬券術が必須と言うことになります。
     つまりは、勝ち易いレースを選び根拠の明確な馬に絞って買い目を作ることができるノウハウです。 これを守れば勝算ありですが、言うは易し行うは難し。 ならばどうする?(あなたは答えに近づきつつあります)

  • JRAは戦う相手ではありません。

    あなたはドン・キホーテになっていませんか?

    もしかしたら、あなたはドン・キホーテのように風車(JRA)を巨人(戦う相手)と勘違いしていませんか。 答えがイエスなら今直ぐ考えを改めましょう。
     情報は競馬の命。 これを骨の髄まで知り尽くすのがJRAです。 なので、レーシングプログラムをはじめレースに関わる情報は全て公平に提供されます。 もちろん親切心からだけではなく、ギャンブルアレルギーを取り除き沢山の人に馬券を買ってもらうためでもあるからです。
     ここから分かるように、JRAは競馬と言うプラットホームを提供する中立公平な立場でプレーヤーたるわたし達が戦う相手ではありません。

  • 戦う相手とは

    そう!同じ馬券を買う競馬ファンです。

    的中は全馬券種共、1点だけです。 徹頭徹尾1点買いを押し通した馬券でない限り、あなたの馬券にも外した買い目が含まれます。 そして、払い戻しの際には(あなたを含む)すべての外れ馬券の総額を的中した掛け金に応じて計算されます。
     あなたが手にする払戻金は外れ馬券が原資、ということは外れ馬券が多い程あなたの取り分が多くなります。
     ということは、自分以外は皆外れてくれた方がいい、馬券作戦ではこのような冷徹な視点(人の行く裏に道あり花の山)が肝要です。 逆も真なり:たくさんの人が買う本命中心では当たっても儲からないのは理屈通りですね。

  • 川上・川下の原理

    この言葉の意味を大切にしましょう。

    『川下をいくら浄化しても川は清くならず、川上が清ければ川下も自然に清い。それはいくら私の馬券学に接しても、川上である皆さんの一般教養、ココロの部分が浄化されていなければ、的中馬券にありつけないと思います。』【昭和60年12月初版、高本公男著:「先手必勝の馬券大作戦」より引用】
     (私見をお許し頂くならば)的中馬券にありつきたければあなたのココロ(今様に言えばマインドセット)に巣食う利得や欲望を(捨てなくていいけど)一旦脇に置いた上でタカモト式馬券術と向き合いなさい。 つまり、卵(的中や儲け)を狙いたければ、その前に鶏(競馬との向き合い方=心構え)を育てなさい、と著者は言いたかったのでしょう。

  • ココロの浄化方法

    推理小説を読み、宝塚歌劇を見る。それがわたし(高本公男)の浄化方法。

    推理小説を読む・・推理小説がお好きでない方でも「名探偵コナン」という推理マンガならハードルが一気に低くなりませんか。 アニメ化されてTVでも放映していますので試しに見てみましょう。
     推理マンガ(推理小説)の大前提は何でしょう。 それは登場人物の中に必ず犯人がいることです。 そして、その犯人の特徴は
    ①アリバイが完全すぎる。
    ②一見無関係な立場の者。
    ③背後に利害関係が存在する。そしてそれはさりげなく描写されている。
    ④動機がある、などなどです。
     これらは巧妙なトリックで覆われてはいますがストーリーの中で必ず(そう必ず!)犯人を示唆する布石が置かれ、犯人につながる伏線が張られています。
      宝塚歌劇を見る・・宝塚歌劇で演じられるストーリーには主役がいて、その主役を盛り立てる脇役がいて、最後にその他大勢の端役がいて成り立っています。(これをスターシステムと言います)
    幕が開くとまず端緒が開かれ色々な人物を巻き込みながらストーリーが展開していきます。 クライマックスでは脇役を横目に端役の乱舞する中を主役が真ん中で大見えを切って大団円を迎えアンコールの嵐が吹き荒れます。 正にエンターテイメントの極みです。

  • ココロが浄化できたら、

    競馬と向き合いましょう。

    ここでは推理マンガと宝塚歌劇を競馬に置き換えてみましょう。
    推理マンガで養った推理力・・・各レースの出馬表には馬券に絡む馬(犯人)が必ずいます。 また、新馬戦を除けば馬柱(布石)も必ず掲載されています。 そして、出走馬には必ず枠番号と馬番号が付され一覧表として配列(伏線)されます。
    今までのやり方では、精々内枠・外枠や印(◎〇△▲など)を確認した後、厩舎情報や裏情報などのコメントをチェックして予想しましたよね。 これからは出馬表に埋め込まれた布石や伏線にも目配りして下さいね。 ここまでが推理の段階。
    ここからは宝塚歌劇のショータイム・・・いよいよゲートが開くと各馬一斉にスタートを切りますが中には出遅れたり、道中で接触したり、前の壁が開かなかったり、コーナーで膨らんでしまったりと色々な展開が織りなされます。 その結果、ファンは様々な余韻に浸るという訳です。
    一見混沌としたレース展開の中でも主役、脇役、端役の立場をちゃんと果たし結果を残すのがプロのプロたる所以です。(例えばペースメイキングとか道中での壁作り・幕張りなどをさりげなく演出する)
    また、当該レースで役目を果たした役者たち(連対馬、3着馬、サポーター及びその他の馬)は次のレースで違った役割を演じて見せるのです。 役割が代わればペイ(賞金や各種手当)も増減します。 これこそJRA競馬が「和」を経営理念に掲げる限り、持ちつ持たれつで成り立つお互い様の世界だという訳です。

  • 競馬観を変える

    儲けは追えば追うほど遠ざかる。

    的中馬券を取ることは簡単です。 しかし、儲けることは至極難しいです。 何故ならば控除率の壁が立ちはだかるからです。 ましてJRA競馬のそれは平均25%と他に圧倒してすこぶる高率です。 だから、儲けることを目的にすると返り討ちに会います。
     もう一度正確に言いますと、儲けを度外視して馬券を的中させることは簡単です。 しかし儲けを狙った馬券を的中させるのは至難の業です。
     それでも競馬で儲けたいなら今までの競馬観(儲けるために馬券を買う)を新しい競馬観(儲けは競馬を楽しむ、つまり推理を楽しんだ後からついてくる)に変える、つまりパラダイムチェンジが必要です、というのがわたし達の主張です。
     これからの競馬観・・儲けは競馬を楽しんだ後についてくるもの。これを浄化済みのあなたのココロに根付かせてください。

  • 競馬を楽しむとは・・・

    推理小説で犯人を推理する楽しみに似たり。

    競馬はJRAが用意した良質な推理小説です。 それが通年の番組編成から毎週末のレース編成、ひいては各レースの出馬表に至るまで一貫しているのがJRA競馬です。
     出馬表には馬柱という布石と共に配列という伏線が張られています。 そこに登場するのが競走馬、馬主、騎手、調教師。 これらを手掛かりに犯人(勝ち馬)を探し出す。 どこから見ても推理マンガ(推理小説)そのまんまですよね。
     具体的には出馬表に埋め込まれた布石や伏線を紐解いて犯人(勝ち馬)を特定するという推理そのものを楽しむということです。 そうすればあなたの馬券収支は黒字の方向に舵を切ることでしょう。

  • シンプル・イズ・ベスト

    謎解きは小学4年生の感性で! 交通整理は義務教育課程の知識で!

    Nothing by chance・・偶然ではないけれど必然とも言い切れない、こんな仕掛けが出馬表にはあります。 そして、それを見分けるのが小学4年生の感性であり、解き明かすのが義務教育課程の知識です。
     因みに、枠と馬番号はコンピューターで編成します。 そこではいわゆるガラガラポンで決めるから、例えば、同馬主(同厩舎)の馬や、親子(兄弟)騎手が隣同士や同枠に並んでいても偶然だろうとスルーしていませんか。
     これは分別をわきまえた大人の自然な行動です。 小学4年生が見たら「これはおかしい、ナニカアルハズ」と感性が働きます。 そして、ナニカアルと感じたところを交通整理のルールに当てはめる。
     わたし達だけが謎解きをやっている訳ではありません。 謎を提供している側もウオッチしています。
     今までの経験から言えることは「さりげなさ」が犯人(勝ち馬)捜しの要諦です。 さりげなさは単純さにつながり、単純さこそ本物です。 何故ならば、知識が有るか無いかではなく、それに気づくかどうかが「的中 ⇒ 儲け」への道標だからです。

549の法則教本の構成は、

549の法則教本・構成内容

商品名 549の法則教本
価 格 36,900円
内 容 PDF(基礎編、理論編、実戦編、実例編)117ページ、動画118分
詳細案内は最下部に掲出してございます。

549の法則教本からはこのような成果が期待できます。

  • 印(◎〇△▲など)に惑わされることなく、数点に絞り込めるようになります。
  • 分り易いレース、(馬券を)取りやすいレースが見分けられるようになります。
  • 神は細部に宿る・・・偶然のような必然個所に気付けるようになります。
  • 要る馬はもとより、要らない馬の見分けができるようになります。
  • 549の配列は変えられません。従って、549の法則は一度身に付ければそれでOKです。
  • わたし達の電話・メールサポートは無料・無期限です。
  • メッセージングプラットホーム(Slack)を運営し無料で開放しています。
大当たり!・・は競馬を楽しんだあとに付いてくるもの ♪♪ では、一緒に競馬を楽しみましょう!

549の法則教本・構成内容

摘   要     内     容
商 品 名 549の法則教本
商品の形態 PDF117ページ、動画162分9秒
商品の提供方法 ダウンロード販売
価 格 36,900円
支払い方法
  1. クレジットカード(一括・複数回払い共に可)
  2. 複数回払いの場合はカード会社の基準に拠ります。

  • メールと直電話サービス

    メールサポート及び直電話サービスはご購入日から無期限、無料で行っています。但し、直電話サービスの1回あたりの通話時間は10~20分程度でお願い致します。 直電話サービスのご利用に際してはいたずら電話防止のため事前の登録をお願いしています。手続きはメールで件名に【直電話希望】としてお問い合わせください。





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